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2026.07.14

セキュリティエンジニアの履歴書・職務経歴書| 採用担当者の目を引く「経験・技術・強みのPR術」

セキュリティエンジニアは、企業のシステムやネットワークをサイバー攻撃や情報漏えいのリスクから守る専門職です。近年はDXの推進やクラウドサービスの普及に伴い、セキュリティエンジニアの需要も拡大しています。

そんななかで、「履歴書や職務経歴書で、これまでの経験をどうまとめればいいのか」「未経験からセキュリティエンジニアに応募するとき、何をアピールすればいいのか」と悩む方もいるようです。

この記事では、セキュリティエンジニアの募集で採用担当者の印象に残る履歴書・職務経歴書の書き方を解説します。経験者向けの実績アピールのポイントから、未経験者・第二新卒向けの自己PRのコツまで、具体的な記述例を交えながら紹介するので、ぜひ参考にしてください。

履歴書・職務経歴書の「3つのポイント」

セキュリティエンジニアの書類選考において、採用担当者が重視しているのは、主に次の3つです。

「何ができる」が具体的に伝わるか

セキュリティエンジニアとして経験がある場合は、担当したプロジェクトの規模、具体的な診断件数や業種などを具体的に記載しましょう。自身で作成したツールや技術発信実績をポートフォリオにまとめておくと、技術力の証明に役立ちます。未経験者の場合は、他業界・異職種で積んできた経験や、新たな仕事に対する興味・関心を伝え、エンジニアの適性があることをアピールしましょう。

②主体的に学び続ける姿勢があるか

セキュリティ分野は技術の変化が非常に速く、継続的な学習が欠かせません。特に未経験者・第二新卒は、現時点の知識量以上に、「自ら学び、成長できる人材かどうか」が重視されます。

周囲と連携できるか

セキュリティエンジニアは技術職ですが、診断結果を顧客に説明したり、改善策を提案したりする場面も多く、コミュニケーション力が求められます。わかりやすく伝える力や、チームのメンバーと協力しながら業務を進めてきた実績もアピールポイントとなります。

これらのポイントを職務経歴書にどう落とし込んでいくのか、具体的な書き方の例を見ていきましょう。

【経験者向け】評価される職務経歴書の書き方と具体例

セキュリティエンジニアの経験者の場合は、「プロジェクト実績」「使用ツール・技術スタック」「診断経験件数・業種」を、数値や成果を交えながら具体的に示すことが重要です。

●  職務要約

冒頭の職務要約は、採用担当者が最初に目を通す重要な部分です。3〜4行程度で「経験年数」「得意分野」「実績」を簡潔にまとめ、自身の強みが伝わる内容を意識しましょう。

【記述例①】

インフラエンジニアとして3年間ネットワーク構築・運用に従事した後、セキュリティエンジニアとして転職。Webアプリケーションおよびネットワークの脆弱性診断を2年間で約80件担当し、診断から報告書作成、顧客への改善提案まで一貫して対応してきました。金融業界やEC業界の案件を中心に経験しており、それぞれの業界の状況をふまえたレポートや提案も強みです。

【記述例②】

セキュリティエンジニアとして4年間、Webアプリケーション診断、プラットフォーム診断、ペネトレーションテストに従事。顧客からのヒアリング、折衝、報告まで、ひととおりの業務を経験しています。年間40件以上の診断案件を担当し、診断品質向上を目的とした業務改善にも取り組んできました。

● 使用ツール・技術スタック

技術スキルは一覧形式で整理すると、採用担当者が短時間で把握しやすくなります。実務経験のある技術を中心に記載しましょう。以下は一例です。

OS/環境Linux (RHEL/Ubuntu), Windows Server, AWS
言語/スクリプトPython, JavaScript, Bash
診断ツールBurp Suite, OWASP ZAP, Nmap, Nessus, Wireshark
資格情報処理安全確保支援士、OSCP

● プロジェクト実績・診断経験

セキュリティエンジニアの職務経歴は、直近の経験から記載する「逆時系列」が一般的です。プロジェクトごとに「期間」「対象」「役割」「成果」を整理すると、経験の深さが伝わりやすくなります。

【プロジェクト経歴の記述例】

■期間:2024年4月 ~ 2026年3月(2年間) ■対象・業種:大手金融機関およびEC事業者(計50社・約80システム) ■業務内容: Webアプリケーション脆弱性診断プラットフォーム脆弱性診断レポート作成および顧客説明開発ベンダーへの改修提案 ■実績・取り組み: Pythonによる診断補助スクリプトを開発し、定型作業を自動化。診断工数を約20%削減し、チーム全体の生産性向上に貢献しました。また、専門性の高い診断結果を顧客へ分かりやすく説明することを意識し、報告会後の顧客アンケートで高い評価を獲得しました。

【未経験・第二新卒向け】ポテンシャルを最大限に伝える自己PR手法

未経験からセキュリティエンジニアをめざす場合に重要なのは、「入社後に成長できる素養」を伝えることです。ここからは、未経験者・第二新卒向けに、セキュリティエンジニアとして評価が高まる自己PRの記載例を紹介します。

● 学習意欲を具体的に示す

セキュリティ分野は技術の進化が速く、継続的な学習が欠かせません。そのため未経験採用では、現在の知識量以上に「主体的に学び続けられる人かどうか」が重視されます。

【学習意欲の自己PR記述例】

未経験ながらも、情報処理安全確保支援士の合格をめざし、毎日2時間勉強を進めています。また、自宅のPCでLinuxの仮想環境を構築し、基本的なコマンド操作に触れるなど、自発的なインプットを意識しています。   前職では、新しい業務や制度変更が発生した際に、自ら情報収集を行い、必要な知識を習得しながら業務改善や課題解決に取り組んできました。未知の分野でも主体的に学び、知識を実務へ活かしてきた経験は、技術の進化が速いセキュリティ業界でも活かせると考えています。

セキュリティベンダーのファイブドライブでは、主体的に学び続ける姿勢や理解力を重視しています。自ら考え、行動できる方は、入社後も着実に成長できると考えています。

● 論理的思考力と理解力をアピール

セキュリティ診断は、システムの構造や脆弱性の原因を、事実やデータに基づいて分析する仕事です。前職がIT業界でなくても、課題を整理し原因を突き止める経験があれば、セキュリティエンジニアの適性をアピールできます。

【未経験者の自己PR記述例】

前職:事務・企画等 私の強みは、新しい業務や複雑な仕組みを素早く理解する「理解力」と、課題の原因を整理して解決策を導き出す「論理的思考力」です。   前職では、複雑な業務フローやイレギュラーな対応が発生した際に、業務工程を細分化しながら原因を分析し、再発防止策の立案や業務改善に取り組んできました。   セキュリティ診断も、システム内部の構造を理解し、脆弱性の原因を論理的に追究していく仕事です。これまで培ってきた分析力や課題解決力を活かし、セキュリティ分野でも価値を発揮したいと考えています。
前職:営業・販売等 私の強みは、相手の話から本質的な課題を見抜く「理解力」と、状況を整理して最適な解決策を提案する「論理的思考力」です。   営業職では、お客様の課題やニーズを丁寧にヒアリングし、その背景にある原因を分析したうえで提案活動を行ってきました。   セキュリティ診断も、システムや運用環境の状況を正しく把握し、潜在的なリスクを発見する仕事です。これまで培った課題分析力と提案力を活かし、セキュリティエンジニアとして成長していきたいと考えています。

まとめ - 「未経験からセキュリティエンジニア」を支援するファイブドライブ

セキュリティエンジニアの履歴書・職務経歴書では、経験者であればプロジェクト実績や技術力を具体的な数字で示すこと、未経験者であれば学習意欲や論理的思考力を行動ベースで伝えることが重要です。

特に未経験・第二新卒採用では、「入社後に自ら学び、どのように成長していけるか」という自走力が重要です。

セキュリティベンダーのファイブドライブでは、未経験者・第二新卒の採用も積極的に行っています。職務経歴書や面接では、セキュリティ分野への関心の高さ、技術を吸収する素直さ、そして周囲と協力しながら課題解決に取り組めるコミュニケーション力を重視しています。

入社後は、個人の理解度に合わせたIT基礎研修やOJTを通じて、一人ひとりの成長をサポート。経験者にとっても、高度な脆弱性診断やセキュリティコンサルティングなど、幅広い案件を通じてさらなるスキルアップをめざせる環境です。

ファイブドライブでは、経験の有無を問わず、「セキュリティエンジニアとして成長したい」という強い想いを持つ方を歓迎しています。セキュリティ業界に関心のある方、スペシャリストとしてキャリアアップしたい方は、ぜひファイブドライブの採用サイトをご覧ください。