2026.10.06
セキュリティエンジニアの転職とキャリアは20代と30代でどこまで変わる?
セキュリティエンジニアの求人は年齢不問で募集されているケースが多いものの、転職時に評価されるポイントは20代と30代で少しずつ変わってきます。自分の経験や強みを整理し、今後めざしたいキャリアを踏まえて転職先を選ぶことが大切です。
この記事では、セキュリティへの転職を考えている20代・30代のシステムエンジニア・インフラエンジニアに向けて、年代による評価ポイントや狙いやすい求人、今後のキャリアについて解説します。
目次
20代の転職ではポテンシャル採用も多め
20代でセキュリティエンジニアへの転職をめざす場合、セキュリティの実務経験が少なくても、これまでの経験と今後の成長性を評価してもらえる可能性があります。
これまで担当してきた業務のなかから、セキュリティにつながる経験を整理しましょう。セキュリティエンジニアをめざす理由に加えて、これまでの経験をどのような業務で活かせるのかまで具体的に伝えると、転職理由にも説得力が生まれます。
たとえば、インフラエンジニアであれば、サーバーやネットワークの設計・構築・運用で培った知識を、セキュリティ監視や脆弱性診断、クラウドセキュリティなどの業務に活かせます。
システムエンジニアの場合は、システム開発やプログラミングの経験を土台に、セキュアコーディングやアプリケーションセキュリティ、プロダクトセキュリティなどへ専門領域を広げていけます。
セキュリティの実務経験を積める環境を選ぶ
20代は、セキュリティの実務経験を積みながら、段階的に専門性を高められる環境を選びましょう。セキュリティ経験が浅い場合は、基礎から学べる研修やOJTなど、教育体制が整っている企業も候補となります。
具体的な業務内容も確認しておきます。ログ分析や脆弱性診断、インシデント対応などを実務として経験できれば、セキュリティの基礎を身につけながら、自分が得意とする分野や今後深めたい領域も見えてきます。
企業によってはセキュリティ業務の大半を外部企業へ委託しており、入社後はインフラ運用やヘルプデスクが中心になるケースもあります。セキュリティを専門分野として伸ばしていきたいのであれば、自社でセキュリティサービスを提供しているか、診断・調査・インシデント対応などの実務に直接携われるかまで確認しておくことが大切です。
30代の転職は「上流工程経験+マネジメント力」が強みに
30代の転職では、20代のようにポテンシャルだけで評価されるケースは少なくなります。その分、これまでの経験や技術をセキュリティ領域でどう活かせるかを具体的に示すことが重要です。
技術面では、要件定義や基本設計などの上流工程に携わった経験が強みになります。セキュリティ対策では、システム全体の構成や運用方法を踏まえて、どこにリスクがあるのか、どのような対策が必要なのかを考える必要があるためです。設計の意図や想定されるリスクまで考えながら判断してきた経験は、セキュリティ設計やリスク評価などの業務にも活かせます。
また、プロジェクトの進行管理や顧客折衝などの経験があれば、セキュリティコンサルタントやプロジェクトリーダーといった、技術とマネジメントの両方を求められるポジションも視野に入ります。
特に、技術的な内容を理解したうえで、経営層や非エンジニアにもわかりやすく説明し、関係者と調整しながらプロジェクトを推進できる人材は貴重です。
コンサルタントへのキャリアや技術力に注目
30代以降は、キャリアの充実期を迎えます。転職先を選ぶ際は、目先の仕事内容や待遇だけでなく、どのようなキャリアを描けるのかにも目を向けましょう。
年収や市場価値を高めたい場合は、セキュリティコンサルタントやプロジェクトマネージャーなどの上流ポジションが選択肢になります。セキュリティコンサルタントは、顧客企業の課題を整理し、リスク分析やセキュリティ戦略の策定などを行う仕事です。
技術を深く追求したい場合は、セキュリティスペシャリストとして専門性を高めていくキャリアもあります。
セキュリティ分野は技術や攻撃手法の変化が速く、転職時点で身につけている知識だけですべての脅威に対応することはできません。スペシャリストとして技術力を磨きたいなら、新しい技術や攻撃手法を継続的に学べる環境があるかどうかも、企業選びの重要なポイントです。
- 最新の攻撃手法やセキュリティトレンドに触れられるか
- 専門性の高いエンジニアと一緒に働けるか
- 高度な診断やインシデント対応などに携われるか
- 資格取得支援制度や社内勉強会など、学習を支える仕組みがあるか
こうした環境が整っていれば、日々の業務を通じて知識や技術をアップデートしながら、専門性をさらに高めていくことができます。
セキュリティ業界への転職で、資格はどこまで役立つ?
資格は、セキュリティに関する知識や学習意欲を客観的に示す方法の一つです。資格の種類や難易度によっては、書類選考や面接でアピール材料になることもあります。特に、実務経験の質が問われる30代の転職では、技術や専門性を裏付ける根拠となります。
まず挑戦しやすいのが、国家資格である情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)です。ネットワークやシステム、インシデント対応など幅広い知識が網羅されており、これまでの知識を整理しながらセキュリティを学び直す機会になります。
クラウドセキュリティをめざすのであれば、AWSやMicrosoft Azureなど、業務で利用するクラウドサービスに関連する資格を取得するのも選択肢の一つです。
ペネトレーションテストや脆弱性診断など、攻撃者の視点からシステムの弱点を検証する技術を深めたい場合は、実技を重視したOSCPなどが役立ちます。
ただし、資格を取得すれば、必ず転職が有利になるわけではありません。資格は単独でアピールするのではなく、実務経験やキャリアプランを補強する材料として活用しましょう。
まとめ - 自分に合った環境で、セキュリティのキャリアを築こう
ファイブドライブは、高い技術力を強みとするセキュリティ専業企業です。エンジニアの多くがCISSP、CISA、OSCPなどのセキュリティ資格を取得しており、専門性の高いメンバーとともに技術を磨ける環境があります。
セキュリティ未経験の社員には、OJTや研修を通じて実践的な知識やノウハウを身につけられるようサポートしています。経験豊富なエンジニアから直接学べるため、早い段階から成長をめざせることも特長です。
これまでのインフラ・システム領域での経験を活かし、セキュリティ分野に挑戦したいエンジニアをお待ちしています。ぜひファイブドライブの採用サイトをご覧ください。